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予約投稿

スレッズの予約投稿を無料でやる方法と、60日後に黙って止まる落とし穴

結論

スレッズの予約投稿は、お金をかけずに実現する方法が3つあります。純正機能、Googleスプレッドシート+GAS(買い切り・自作)、そして無料プランのあるツールです。
ただし2番目の方法には、紹介記事ではほとんど触れられていない落とし穴があります。Threads APIのアクセストークンは約60日で失効するため、更新の仕組みを入れていないと2か月後にエラーも出さないまま予約投稿が止まります。しかも「投稿されていない」ことに気づくのは、たいてい何日か経ってからです。
この記事では3つの方法を比較したうえで、この失効問題への対処を説明します。

方法1:純正の予約投稿(最も簡単・完全無料)

2026年7月時点で、Threadsには純正の予約投稿機能があります。追加のアプリもアカウント連携も不要です。

  • 最大75日先まで日時指定できる
  • 無料
  • スマホアプリとWeb版(PC)の両対応
  • 予約済みは「下書き」から確認・編集・削除できる
  • 1日に複数件の予約が可能

1アカウントを1人で運用しているなら、まずこれで足ります。操作手順はスレッズの予約投稿のやり方にまとめています。

最初に確認

「無料ツールを探す」前に、純正で足りないかを確認してください。純正で困るのは75日を超える予約・返信の予約・複数アカウント管理・公開前の承認の4つだけです。これに当てはまらないなら、無料ツールを導入する理由自体がありません。

方法2:Googleスプレッドシート+GAS(買い切り・自作)

スプレッドシートに投稿内容と日時を書いておき、GAS(Google Apps Script)のトリガーで自動投稿する方式です。noteやブログで配布されているものや、数千円の買い切りで販売されているものがあります。

サーバーを用意する必要がなく、Googleアカウントだけで動くのが利点です。ツリー投稿(連投)に対応したものもあります。

ここが落とし穴:トークンは約60日で失効する

この方式では、Threads APIを叩くためのアクセストークンを自分で取得して設定します。そしてこの長期トークンの有効期限は約60日です

つまり、更新の仕組みを入れていない場合、設定からおよそ2か月後に予約投稿が動かなくなります

厄介なのは止まり方です。

  • エラー通知は届きません(自分で通知を作っていない限り)
  • スプレッドシート上は予定どおり並んでいるので、見た目では気づけません
  • Threadsを見に行って初めて「投稿されていない」と分かります

SNS運用で2週間投稿が止まれば、それまで積み上げた表示回数は落ちます。無料で始めたつもりが、気づかない停止のほうが高くつくという構図です。

対処法

Threads APIにはトークンを延長するための更新用エンドポイントが用意されています。これを定期的に呼ぶ処理を組み込めば、失効を避けられます。参考までに、当サービスでは「残り30日を切ったら自動で更新する」という余裕を持たせた設計にしています。期限当日に更新しようとすると、その日に処理が失敗しただけで詰むためです。

導入前に確認すべきこと

配布・販売されているGASツールを使う場合、トークンの更新処理が入っているかを必ず確認してください。入っていなければ、60日ごとに手動で取り直す運用になります。

加えて次の点も確認しておくと安全です。

  • 失敗したときに気づける仕組みがあるか(メール通知など)
  • GASの実行トリガーには回数・時間の制限があるため、投稿数が多い運用に耐えるか
  • トークンを他人に渡していないか(トークンは実質的に鍵です。設定を代行してもらう場合は特に注意)

方法3:無料プランのあるツールを使う

SNS管理ツールの中には無料プランを用意しているものがあります。トークンの更新やエラー時の再試行はツール側が持っているため、止まる心配を自分で抱えなくて済むのが利点です。

一方で無料プランは、予約できる件数や連携アカウント数に上限があるのが一般的です。上限に当たった時点で有料プランの検討が必要になります。

無料で予約投稿する3つの方法の比較(2026年7月時点)

比較の観点純正機能スプレッドシート+GAS無料プランのあるツール
費用完全無料無料〜数千円の買い切り無料(上限あり)
設定の手間ほぼ不要要(トークン取得が必要)連携のみ
60日でのトークン失効関係なし自分で対処が必要ツール側が対応
止まったときに気づけるか気づきにくい通知される場合が多い
返信(リプライ)の予約できないツールによるツールによる
75日より先の予約できない可能ツールによる
複数アカウント管理できない設定次第プランによる
向いている人まず全員自分で保守できる人手間を減らしたい人

どれを選ぶべきか

まず純正から始める

費用ゼロ、設定ゼロ、止まるリスクもゼロです。純正で困った点が具体的に出てから、その点だけを解決する手段を足す——この順番が最も無駄がありません。

GASを選ぶ条件

次の3つを満たすなら、有力な選択肢です。

  • スクリプトの中身を自分で読める・直せる
  • トークンの更新処理が入っている(または自分で足せる)
  • 止まっていないかを定期的に自分で確認できる

逆に、この3つのどれかが不安なら避けたほうが無難です。動かなくなったときに直せる人がいない仕組みは、無料でも安くありません。

ツールを選ぶ条件

複数アカウントを運用している、担当者が複数いる、投稿後の反応まで見たい——このいずれかに当てはまるなら、無料プランのあるツールから試すのが現実的です。料金の横並び比較はThreads運用ツール料金比較にまとめています。

共通の注意

どの方法を使う場合でも、IDとパスワードを預けるタイプのツールは避けてください。公式APIを使うツールはOAuthで接続するため、パスワードを渡す必要がありません。見分け方は安全なスレッズ自動化ツールの見分け方で解説しています。

まとめ

  • 純正の予約投稿は無料で75日先まで。まずこれで足りるかを確認する
  • スプレッドシート+GASは費用を抑えられるが、トークンが約60日で失効し、更新処理が無いと黙って止まる
  • 止まってもエラーは出ないため、気づくのが遅れるのが最大のリスク
  • 更新するなら期限ぎりぎりではなく余裕を持って(当サービスは残り30日で自動更新)
  • 自分で保守できないなら、止まらない責任を持つ側があるツールを選ぶほうが結果的に安い

よくある質問

Q. スレッズの予約投稿は無料でできますか?
A. はい。Threadsの純正機能で、最大75日先まで無料で予約投稿ができます。スマホアプリとWeb版の両方に対応しており、1日に複数件の予約も可能です。追加のツールを入れる必要はありません。
Q. スプレッドシートを使った無料の自動投稿ツールは安全ですか?
A. 公式APIを使うものであれば、パスワードを渡す必要がないため方式としては問題ありません。ただしアクセストークンが約60日で失効するため、更新処理が入っていないと2か月ほどで動かなくなります。しかもエラー通知は出ないため、気づくのが遅れがちです。導入前にトークンの更新処理があるか確認してください。
Q. 予約投稿が突然されなくなりました。原因は何ですか?
A. 自作やGAS型のツールを使っている場合、アクセストークンの失効が有力な原因です。長期トークンの有効期限は約60日で、更新しないと切れます。スプレッドシート上は予定が並んだままなので見た目では分からず、Threadsを見て初めて気づくケースが多いです。
Q. トークンの更新はどうすればいいですか?
A. Threads APIにはトークンを延長するための更新用エンドポイントが用意されています。これを定期的に呼ぶ処理を組み込みます。期限当日ではなく余裕を持って更新するのが安全で、当サービスでは残り30日を切った時点で自動更新する設計にしています。
Q. 無料と有料、どちらを選ぶべきですか?
A. まず純正の無料機能で足りるかを確認してください。足りない場合、自分でスクリプトを保守でき、定期的に動作確認もできるならGAS型が候補になります。それが難しいなら、止まらない責任を持つ側があるツールを選ぶほうが、結果的に損失が小さくなります。

出典