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チーム運用

スレッズで複数アカウントを管理する方法|純正の限界とツールが必要になる線引き

結論

ブランドごとに分けたい、個人用と事業用を分けたい、クライアントごとに運用したい——スレッズで複数アカウントを持つ理由はさまざまですが、運用を始めるとすぐに同じ壁にぶつかります
純正でできるのはアカウントの切り替えだけで、複数アカウントの予約を1画面で並べて管理することも、反応をまとめて集計することもできません。担当者ごとの権限分けに至っては、そもそもチーム機能自体がありません。
この記事では、純正でどこまで粘れるのか、どこからツールが必要になるのかを線引きします。

前提:Threadsアカウントの作り方

ThreadsのアカウントはInstagramアカウントに紐づきます。したがって複数のThreadsアカウントを持つには、その数だけInstagramアカウントが必要です。

アプリ上ではアカウントを追加して切り替えられますが、これは「切り替え」であって「同時管理」ではありません。ここが最初の分かれ目です。

先に確認

Instagram側を削除すると、紐づいたThreadsアカウントも削除されます。アカウントを整理するときは影響範囲に注意してください(詳細はスレッズのアカウント削除)。

純正でできること・できないこと

できること:切り替え

複数のアカウントをアプリに登録し、切り替えて使えます。1つずつなら投稿も予約投稿も可能です。アカウントが2つ程度で、投稿頻度も高くないなら、これで足ります。

できないこと1:複数アカウントの予約を1画面で見る

アカウントAとBの予約状況を並べて確認することはできません。切り替えて、それぞれの下書きを見に行く必要があります。アカウントが増えるほど、確認漏れが起きます。

できないこと2:反応をまとめて集計する

アカウントごとにインサイトを見ることはできますが、横断して比較することはできません。「今月どのアカウントが伸びたか」を知るには、手作業で書き写すことになります。

できないこと3:担当者ごとの権限分け

Threadsには複数人でアカウントを共同管理する公式機能がありません。担当を分けるにはログイン情報を共有することになり、誰が投稿したか分からない・退職時にリスクが残る、といった問題が発生します。詳しくはThreadsのチーム運用で扱っています。

できないこと4:同じ内容の一括投稿

同じ告知を複数アカウントに出したい場合、切り替えて同じ作業を繰り返すことになります。アカウント数に比例して手間が増えます。

複数アカウント運用でやりたいこと別・純正で可能か(2026年7月時点)

やりたいこと純正で可能か対処
アカウントを切り替えて使う可能純正で完結
1つずつ予約投稿する可能純正で完結(75日先まで)
複数アカウントの予約を1画面で見るできないツールが必要
反応を横断して比較するできないツールが必要
同じ内容を複数アカウントへ一括投稿できないツールが必要
担当者ごとに権限を分けるできないツールが必要
公開前に上長の承認を通すできないツールが必要
パスワードを共有せず運用するできないツールが必要

純正で粘るための工夫

ツールを入れる前に、純正でできる範囲を整理しておくと無駄がありません。

1. 投稿する曜日をアカウントごとに固定する

切り替えの回数を減らすため、「アカウントAは月水金、Bは火木」のように日を分けると、確認漏れが減ります。1日に全アカウントを回そうとすると抜けます。

2. 予約はまとめて入れる

純正は75日先まで予約できます。週に1回、まとめて予約を入れる時間を作るほうが、毎日切り替えるより現実的です。

3. 数字は手元の表に写す

横断比較ができないため、週1回でも表示回数と返信数を自分の表に転記すると推移が追えます。見るべき指標はThreadsインサイトの見方にまとめています。

限界の目安

経験的に、この工夫で回るのはアカウント2〜3個までです。それ以上になると、切り替えと転記の手間が本来の運用時間を圧迫し始めます。

ツールが必要になる線引き

次のどれかに当てはまったら、ツールの検討が妥当です。逆に当てはまらないなら、費用をかける必要はありません。

  • アカウントが3つ以上ある
  • 担当者が複数いる(パスワード共有を避けたい)
  • 公開前に誰かの確認を通す必要がある
  • アカウント横断で成果を報告する必要がある(代理店・受託運用など)
  • 同じ内容を複数アカウントへ出すことが多い

ツール選定で確認すべきこと

  1. 連携できるアカウント数の上限 — プランごとに制限があるのが一般的です。今の数ではなく、増えたときの数で確認してください
  2. 公式APIを使っているか — IDとパスワードを預けるタイプは、複数アカウントぶんの鍵を渡すことになります。リスクが人数分・アカウント数分に増えます(見分け方
  3. 権限分けができるか — 「複数アカウント対応」と「複数人対応」は別の機能です。混同しないでください
  4. 横断の集計ができるか — アカウントを切り替えて見るだけなら、純正と手間が変わりません
よくある取り違え

「複数アカウントを登録できる」=「複数人で使える」ではありません。1人が複数アカウントを回す用途と、複数人が1つのアカウントを触る用途は、必要な機能が違います。自分がどちらなのかを先に決めてから比較してください。

まとめ

  • ThreadsアカウントはInstagramアカウントの数だけ持てる
  • 純正でできるのは切り替えまで。横断の管理・集計・権限分けはできない
  • 工夫で回るのは2〜3アカウントが目安
  • ツールを検討する線引きは3アカウント以上・担当者複数・承認が必要・横断報告が必要
  • 選ぶときはアカウント数の上限・公式API準拠・権限分けの有無・横断集計の可否を確認する

ツールごとの比較はスレッズ運用ツール徹底比較、料金はThreads運用ツール料金比較にまとめています。

よくある質問

Q. スレッズで複数アカウントを持てますか?
A. 持てます。ThreadsアカウントはInstagramアカウントに紐づくため、Instagramアカウントの数だけThreadsアカウントを作れます。アプリ上で切り替えて使うことができます。
Q. 複数アカウントの予約投稿をまとめて管理できますか?
A. 純正ではできません。アカウントを切り替えて、それぞれの下書きを個別に確認する必要があります。1画面で並べて管理したい場合は外部ツールが必要です。
Q. 何アカウントまでなら純正で回せますか?
A. 明確な上限はありませんが、切り替えと数字の転記にかかる手間を考えると、2〜3アカウントが現実的な目安です。それ以上になると管理の手間が運用時間を圧迫し始めます。
Q. 複数人で複数アカウントを担当したい場合はどうすればいいですか?
A. Threadsには複数人でアカウントを共同管理する公式機能がないため、純正ではログイン情報の共有になってしまいます。誰が投稿したか分からない、退職時にリスクが残るといった問題があるため、権限分けができるツールを挟むのが現実的です。
Q. 「複数アカウント対応」のツールなら複数人でも使えますか?
A. 別の機能なので確認が必要です。1人が複数アカウントを回す機能と、複数人が1つのアカウントを触る機能は異なります。自分の用途がどちらなのかを先に決めてから比較してください。

出典